三城いこいの広場
三城いこいの広場までヒルクライムをしてきました。三城(「さんじろ」と読みます)は、標高約1400mの地点にあり、日本百名山の一つである美ケ原への登山口があります。
松本市内の小学校は、学校登山でこの三城の登山口から登り始め、百曲がりコースを通って美ケ原まで登山します。私も、危険が少なく、自宅からのアクセスも良く、お花がきれいで、美ケ原から北アルプスの絶景が眺めるため、何度もこの三城から美ケ原に登山をしています。
いつもは登山口までは車で行くのですが、今日は自転車で行ってきました。
Stravaのログを掲載します。三城まではずっと薄川(すすきがわ)沿いを通るのですが、通常は右岸沿いの道路を通ります。今回は、下の青矢印のように左岸沿いの道路を通りました。左岸沿いはメイン道路ではなく、いくつかの集落をつなぐ道路のようで、車の通りも少なく、ときどき集落が現れて、通りやすさ、雰囲気ともに良い道でした。
このコスモスの写真も薄川左岸の道路で撮影したものです。さて、上の斜度表示をご覧いただけると分かるのですが、目的地(三城)に近付けば近付くほど傾斜が急になってきます。特に最後の上り坂は、直線でずーっと上っている坂が見えるため、「まだあんなにあるのか」と思いながら、ペダルを漕いでいました。
途中、庭仕事をしていたおばあさんが「頑張ってね〜」と声を掛けてくださいました。「ありがとうございま〜す」とお返事して通り過ぎました。急坂なので応援してくれたのだと思います。とても嬉しい出来事でした。
こっちは遊びで自転車乗っていて、おばあさんこそお仕事していて頑張っているのに、反対なおばあさんに頑張ってね〜と言ってあげたくなりました。
三城の美ケ原登山口の標識です。せっかくここまできたので、途中まで軽く登山(というかハイキング)をしてきました。
途中、このようなかわいい花も咲いています。
途中まで渓流沿いの登山道になっているため、苔の森が広がっています。
ただ、今回、久しぶりに登ったのですが、昨年の台風19号による被害なのか、以前よりも登山道が荒れていました。途中、巻道もあるのですが、川沿いの道が一部崩れやすくなっているので、注意したほうがよさそうです。
小広場という広場に着きました。ここからは百曲がりという本格的な登山道となるので、ここで引き返します。
塩くれ場が、美ケ原方面です。塩くれ場の手前までは急な登山道が続きますが、塩くれ場手前の百曲がり園地から続くアルプス展望コースは王ヶ頭(美ケ原の最高峰 2034m)までほとんど起伏がなく、ずーっと北アルプスの絶景を見ながら歩くことができます。
三城から里に下りてきたところ、ちょうどそばの花が満開でした。
この日は、美ケ原の途中、三城いこいの広場まで行ってきました。この先の道を進むと、ビーナスラインに接続し、距離15km、標高差700mくらいを上れば美ケ原高原美術館にも行けます。
三城から先の道は冬季閉鎖(ただし王ヶ頭ホテルの車は通れます)となるので、来年、三城経由でビーナスラインに自転車で行ってみたいと思います。
※ 11/12 記