高ボッチ高原・鉢伏山 <後編>

前編からの続きです。 happycycling.hatenablog.com

ルート

全行程 約39km

  • 自宅 → 崖の湯温泉 約7.5km
  • 崖の湯温泉 → 高ボッチ 約7.3km
  • 高ボッチ - 鉢伏山荘 約6.2km
  • 鉢伏山荘 - 自宅 約18km

記録

高ボッチ - 鉢伏山荘 約6.2km

 高ボッチから鉢伏山鉢伏山荘)には、鉢伏高原スカイライン(林道鉢伏線)を通ります。

 実は、当初は鉢伏山に行く予定は全くなく、高ボッチから自宅に帰る途中の分岐(崖の湯温泉、鉢伏山荘、高ボッチ高原)に着いたところで、このまま自宅に帰ろうか鉢伏山荘まで行くか迷いに迷いました。とりあえず行けるところまで行って、大変そうだったら引き返せばいいかという軽い気持ちで鉢伏山荘に向かったのでした。

 鉢伏高原スカイラインの前半は、それほど起伏がなく、左手に松本平を眺めながら(樹木があるので、隙間からですが)、気持ちよく進んでいきました。ところがある程度進んだところで、つづら折りの坂が現れ、引き返そうか迷い始めます。「とりあえず今日はいいか」と思い、一旦引き返しますが、もう少し頑張ろうと思って、坂を上っていきました。この時点で、かなり足の疲労が蓄積しています。

 さらに坂を進んだところで、はるか上方に鉢伏山荘らしき建物が見えました。「うわー、あんなところまで上って行かなければいけないのかぁ…」と一瞬諦めの気持ちとなり、引き返して5mほど下りましたが、また引き返して坂を上っていきました。

 そして、つづら折りを上っていき、何とか到着することができました。鉢伏山荘が見えてから、かなり長かったです。

 鉢伏高原スカイラインは、道はそれほど荒れていませんが、急に大きな凹みが現れるところが数か所ありました。油断して、スピードを出した状態で穴のところを通るとかなりの衝撃を受けますので、注意してください(実は一度、穴の上を通過し、すごい衝撃を受けてしまいました。パンク、転倒などのトラブルがなくてよかったです)。

 鉢伏山は、入山料が必要で、100円を集金ポストに入れました(自転車・徒歩は100円、車は500円)。鉢伏山荘の事務所には人影が見えなかったので、誰もいないと思っていたのですが、事務所の方がわざわざ出てきてくださり、笑顔で会釈をしてくださいました。いつも山の管理をしていただき、ありがとうございます。

鉢伏山荘 - 鉢伏山 1km(登山)

 駐車場から鉢伏山山頂までは、約1kmの登山です。最初はなだらかですが、徐々に坂がきつくなっていきました。登山道はよく整備されていて、危険な箇所は全くありません。今回は、普通のスニーカーで登ったのですが、全く問題ありませんでした。

・左下に小さく見えるのが鉢伏山荘です。木はほとんどなく、草原になっています。 f:id:taka35823:20201103215749j:plain

鉢伏山山頂です。 f:id:taka35823:20201103215804j:plain

・山頂の看板ですが、実際の山頂は↑の場所です。 f:id:taka35823:20201103215800j:plain

・山頂付近は、この写真のように平らで、広々としています。前編と同じような写真になるので掲載しませんが、富士山、八ヶ岳連峰、御嶽山乗鞍岳北アルプスが一望できます。ただ、諏訪湖は高ボッチからの方がよく見渡せます。 f:id:taka35823:20201103215753j:plain

・その代わり、美ケ原が正面にどーんと対峙します。この方向からの美ケ原は見たことがありません。この風景が見れるだけでも来てよかったと思いました。 f:id:taka35823:20201103221341j:plain

f:id:taka35823:20201103215756j:plain

・駐車場から200mくらいのところにある道標です。 f:id:taka35823:20201103215807j:plain

下山途中、5名くらいのグループの登山者がいらっしゃいました。また、バイクの方もお一人いて、写真を撮っていました。

鉢伏山荘 - 自宅 約18km

 さあ、後は自宅に向けてのダウンヒルです。鉢伏高原スカイラインは、山が織り成す絶景を見ることができ、帰りに写真を撮影しようと考えていたのですが、先週の美ケ原高原に続き、今回もスマホの電源が切れてしまいました。モバイルバッテリーも充電切れでした。仕方なく、景色を目に焼き付けながら、鉢伏高原スカイラインを後にしました。

まとめ(後編)

 鉢伏山までのヒルクライムと登山を満喫しました。途中のヒルクライムでは心が折れそうになりましたが、何とか上り切ることができました。

 今年は自転車ばかりで登山は一度もしませんでしたが、鉢伏山への登山もでき、充実した1日となりました。