ママチャリ部品交換 (1)
目次
はじめに
雨天時の通勤や買い物に使用しているママチャリの部品交換を行いました。この記事では、愛車の紹介と過去の部品交換について書きたいと思います。
大切なママチャリ
愛車のママチャリですが、大変思い入れがあります。と言うのも、20年近く前、息子を毎朝保育園に連れて行っていったときに使用していた自転車だからです。後ろに乗せた息子と他愛もない会話をしながら保育園まで送っていったのを今でも覚えています。今となっては懐かしい思い出です（そんな息子も今や大学生です）。
その後も、子どもたちとサイクリングしたり、通勤で使用したりとメインの自転車で活躍していました。ただしクロスバイクを購入後、乗る頻度はだいぶ少なくなっています。ただ雨や雪の日は必ず出動する頼もしい相棒です。
過去の改良
この自転車、１万円くらいで購入した変速なしのママチャリ（おそらく中国製）で、２０年くらい乗っていますが、たまにタイヤの空気補充とチェーンへの注油くらいで、とにかく頑丈です。変速なしの単純な構造のためか、駆動系周りのトラブルもほとんどありません。たまにパンクしますが、自分でパッチを貼って直しており、ブレーキシューも１、２回交換したくらいで、ほとんど維持費用がかかりません。その意味では、本当に優秀な自転車です。
（一方、クロスバイクは、頻繁な注油、空気入れの他、購入後数か月でチェーン、スプロケの交換、ディレーラーハンガーの修理など、良い状態を維持するには時間とお金がかかります。ただ手間をかける意味はあり、乗ったときの楽しさは別物です。）
ハンドル交換
１年ほど前、セミアップハンドルからライザーバーのハンドルに交換しました。セミアップハンドルは、おばさま方がよく乗っている、上部が曲がっているハンドルで、前かごに荷物を載せていても安定して走行できます。ただし、ペダルに力を入れにくいため、スピードが出しにくく、坂を登るのも苦手です。そこで、下記のハンドルに交換しました（ヨドバシ インターネット通販にて購入）。また、グリップも新しくしました。
このハンドル交換は、坂を登る際に劇的な効果がありました。脚に力が入りやすく、すいすい登れるようになりました。
後ろタイヤ交換
ハンドル交換と同じタイミングで、後ろのタイヤも交換しました。タイヤ自体がすり減るどころかゴムが縦方向にひび割れており、さらにパンクを繰り返していたためパンク修理のパッチだらけ、チューブのバルブ近くに穴が開いてしまい、もはやパンク修理が難しい状態になったので、タイヤとチューブ、リムテープを交換しました（ヨドバシにて購入）。 タイヤ交換には、ホイールを自転車本体から外す必要がありますが、クロスバイクと違って、この作業がかなり面倒でした。
- サギサカ SAGISAKA 14461 [タイヤ/チューブセット 26×13/8 26型WO ブラック ETRTO：37-590] 1,260円*1
- 井上ゴム工業 200-72303 [リムフラップ 26インチ] 152円
タイヤ交換後は、ほとんどパンクしなくなりました。ただ、走りの違いはほとんどわかりません。
軽量化
アップハンドル型のママチャリは、通常、後ろタイヤの上に荷台がついていますが、一度も使ったことがなかったので取り外しました。その他、服の巻き込み防止のガード（正式には「ドレスガード」というようです）も外しました。この改造については、走りに効果があったのかどうかほとんど分かりません。ただ、自転車のシルエットがかなりすっきりしました。
ブレーキシュー交換
ブレーキの効きが悪くなっていたので、ブレーキショーも交換しました。ブレーキショーはドライバーですぐに交換できます。交換前のシューは、驚くほど片減りしていました。 これでは、ブレーキもあまり効かないわけです。
- TOEI トウエイ ブレーキゴム [WO用ブラック] 234円（ヨドバシ）
ダイナモライト交換
なにせ20年前の自転車なので、付いているダイナモライトが非常に暗かったです。そこで、PanasonicのLEDダイナモライトに交換しました（ホームセンターで1500円くらいで購入）。この交換は、3年位前に行いました。ダイナモ点灯時の抵抗も少なくなり、ライトもかなり明るくなりました。
自転車改造の楽しさに目覚める
このように古い自転車にいろいろと手を加えるよりも、ホームセンターで売っている１～２万円程度の新しい自転車を買いなおした方が、部品代や作業の手間を考えると良いようにも思えます。しかし、はじめに書いたように思い出の詰まった自転車なので、この自転車を廃棄して新しい自転車を購入するという選択肢はありませんでした。
また、ママチャリの部品交換を行ったおかげで、自転車の構成部品や構造が理解できました。さらに、自分で部品さえ調達してしまえば、それなりの修理やカスタマイズが自身の手で行えることが分かり、手を加えることが楽しくなりました。
これにより自転車自体に興味がわき、クロスバイク購入の動機にもなりました。
※ ママチャリ部品交換(2)に続きます。
記事には関係ないですが、丑年なので、牛さんの写真を掲載します。
*1:今は、2,010円に値上がりしているようです。モノタロウの方が安く入手できます。次回の記事でご紹介。
