長峰山 (安曇野市)

はじめに

3日前の牛伏寺へのサイクリングで山に登ることの楽しさを知ってしまったため、この日は安曇野市にある長峰山山頂まで登ってきました。

安曇野市の東に位置し、犀川高瀬川穂高川三川合流を眼下に見下せる山。安曇野の田園風景と北アルプスを一望できる絶好のビューポイントとして親しまれています。昭和45年5月に作家の川端康成井上靖日本画家の東山魁夷が一同に訪れ、この地からの眺めを「残したい静けさ、美しさ。」と絶賛しました。山頂には360度のパノラマが広がり、訪れる皆様が憩いの場としてご利用していただける休憩展望台もあります。

ルート

自宅 - 長峰山入口 約21km

 朝7時50分頃出発。R19号をひたすら北上します。松本市街を抜けると、犀川沿いの気持ちの良い道になります。明科駅を通り過ぎ、信号「東栄町」の三叉路を右折して篠ノ井線の上を通過すると、左手に駐車場があり、20mほど先を右折して長峰山に続く狭い道路に入ります(文章ばかりで分かりにくいですね)。

 この駐車場(無料:10台程度)まで自転車を車に積んできて、長峰山に自転車で登る方もいるようで、車から自転車を下ろしている方を見かけました。

長峰山入口 - 長峰山 山頂 約6km、標高差 387m(535m→922m)

 登り始めてすぐ結構な急坂ですが、右手に安曇野の風景を眺めながら登ることができ、気持ちの良い山道です。頑張って登って行くと、安曇野の家や田園が小さくなってきて、頑張りが目で見てわかるので、めげることなく登っていくことができます。

 とはいえ、計算すると平均勾配は6.5%なのですが、途中フラットな道や下り坂があるため、そこそこ急な勾配が続くところがあり、山頂直前は最後の急坂が待ち受けています。最後の30mほどはかなり苦しかったです。

 42分ほどで山頂に到着しました。途中、ジャンパーを脱ぐため、一度停まって休憩をしました。

長峰山 山頂からの風景

 長峰山山頂からの眺めは本当に素晴らしいです。ちょうど桜も咲いていて最高の眺めでした。

サドルにヘルメットをおいたので、ちょっとおもしろいシルエットになっていますね。 f:id:taka35823:20201121145907j:plain

広場もよく整備されています。 f:id:taka35823:20201121145850j:plain

展望台(ビル3階建てくらいの高さ)があり、自由に登れます。 f:id:taka35823:20201121145846j:plain

大町、白馬方面の山々(鹿島槍ヶ岳、白馬三山)も見渡せます。 f:id:taka35823:20201121145855j:plain

常念岳、横通岳、東天井岳、大天井岳が見えます。残雪と桜が本当にきれいです。 f:id:taka35823:20201121145859j:plain

展望台は、腰より高い木の柵(壁状)があり、安全です。 f:id:taka35823:20201121145903j:plain

長峰山 山頂 → 光城山 → 松本市岡田 → 自宅 約23km

 帰りは、別ルートを通りました。光城山は、麓から山頂まで登山道沿に2千本もの桜が咲くことで有名な山で、長峰山よりも名が知られています。両方の山をつなぐ道が尾根沿いにあるので、その道を通りました。光城山は、手軽に登れるので、登山する人が多く、この日も何名かの登山者がいました(私も一度登ったことがあります)。

 そこからR143に向けて坂を下りました。こちらの方が今日登った北側からよりも勾配は急のように思います。途中でロードバイクの方とすれ違いました。

 R143に下りた後、R19方向に向かわずに、R143をとおり松本市岡田方面に向かいました。ただこの道は、それほど道幅が広くない割に交通量が多く、トラックも通るので、自転車で通るにはあまり良い道ではありませんでした。横から草が出ている上に、ずっと上り坂で、ある一台のトラックが追い越していったときには、かなりのスピードでそれほど間をあけずに通過していったため、かなり怖い思いをしました。

 そんな思いもしましたが、ケガやトラブルもなく、自宅に無事辿り着けて、この日のサイクリングも合格です。

おわりに

 この日の記録です。 f:id:taka35823:20201121124308p:plain

 3日前の牛伏寺に続き、山に登ったのですが、ますます好きになりました。走っているときの両脇の木々、走り切った後の達成感、山頂での景色など、本当に楽しい時間を過ごせました。坂を登っているときは本当に苦しいのですが、ゆっくりでも走り続けていれば、ゴールにたどり着くことができます。

 車の通行量も少なく、自然の中を走れることも魅力です。まさか自分が自転車で山に行くのが好きになるとは、自転車を入手したときにも考えてもいませんでした。  

 ※ 11/21 記