高ボッチ高原 後編
前編
高ボッチ高原 前編からの続きです
高ボッチに到着
最後の坂を登り切り、ようやく高ボッチ高原に到着しました。先々週は、自宅から2時間弱で着きましたが、今日は2時間5分くらいかかりました。 車が来るたびに停まったり、景色や道路の写真を撮影していたこともありますが、今日はコンディションがあまり良くなかったからかもしれません。
頂上では、クロスバイク1台、ロードバイク1台を見かけました。美ケ原高原に行ったときにはロード9割、クロス1割くらいでしたが、美ケ原は本格的な山岳コースですので、本格的に取り組んでいる方たちが集まるのかもしれません。 (安曇野市長峰山も比較的クロスが多いように思います)
さて、いよいよお楽しみの高ボッチ山頂に向かいます。下の写真ですが、愛車ミストラルが柵と同化してしまっており、目立ちませんね。 駐車場からすぐにこのような景色を見ることができます。今日は快晴で、北アルプス方面は本当に綺麗に見えました。このようなご褒美があるので、ヒルクライムはやめられませんね。
北アルプス北部(鹿島槍や白馬三山)から北アルプス南部(槍穂高)、乗鞍岳、御嶽山を一望のもとに眺められます。今日は雲がきれいだったので、空を多めに切り取りました。
県外から来ていた5~60代のご夫婦がいらしゃって、あの山は乗鞍岳かなぁなどとお話しているのが聞こえたので、お声がけをし、山の説明をして差し上げました。とても仲のよさそうなご夫婦で、「こんなところまで自転車で来るなんてすごいね~」と褒めていただきました。
駐車場からは高ボッチ山頂に徒歩で5分程度で行けます。
緩~い坂や階段を歩いて登って行きます。高ボッチのこの雰囲気もいいんですよね。
高ボッチ山頂散策
記念写真スポットに着きました。
山頂に青銅製の山の案内表示板があります。ただかなり年季が入っていて、字はあまり読み取れませんでした。
南の方向から東の方向に目を向けると、南アルプス、富士山と諏訪湖、八ヶ岳が見渡せます。
晴れていたので、富士山がくっきり見えると期待していったのですが、今日は少し雲がかかっていて、先週ほどはっきりとは見えませんでした。
西に目を向けると、電波塔と穂高連峰、槍ヶ岳、常念岳が見えます。この景色も結構好きで、毎回写真を撮ってしまいます。
山頂から駐車場に戻る道です。こんなに気持ちの良い道が続いています。歩きながら、残りのあんぱんとブラックサンダーを食べて補給も万全です。 夏は緑の草原になって、さらにきれいなんでしょうね。
高ボッチ高原の駐車場です。地面は砂利ですが、路面状態もよく、200台くらいは停められそうです。
素晴らしい景色を満喫しましたので帰りましょう。空と雲がきれいだったので、ちょっとだけ北アルプスを入れて撮影しました。
帰り道
途中できれいな渓流を撮影。崖の湯から高ボッチまでは、途中までこのような渓流沿いの道を走ります。
行きと同じ場所で、今度は愛車をフレームに入れて写真をとりました。今日もトラブルもなく、よくぞ頂上まで連れて行ってくれました、ありがとう、我が愛車。
崖の湯を過ぎると、片側1車線の路面状態がよい真っすぐな下りがあります。見遠しもよく、ほとんど車が来ないので、この道は飛ばせますよ。 とはいっても、私の場合は50km/h程度で、今回の最高速度は51.1km/hでした。 ただし、今後も、ケガだけはしないように、十分に注意して下りたいと思います。
おわりに
信州はこれから冬に向かいます。今回登った市道「高ボッチ線」は、12月中旬~4月下旬まで閉鎖されます。 閉鎖される前に、頂上まで登って、素晴らしい絶景を見ることができて大満足の一日でした。
晩秋に山に3回登りましたが、頂上で散策すると体や手先が冷えて、下り坂で指が凍えて困るということを前2回で経験したので、今回はウルトラライトダウンと防寒手袋を山頂に到着してすぐに身に着けました(リュックサックに入れて持っていきました)。そのおかげで今回は体が冷えることなく、楽しく散策でき、下り坂も問題なかったです。少しは経験値が上がったかもしれません。
春になったら、また高ボッチ、美ケ原に登りたいと思います。