ママチャリ部品交換(2)
【目次】
前回の記事では、過去に行ったママチャリの部品交換についてご紹介しました。この記事では、最近行ったママチャリの改良について書きたいと思います。
シートポスト交換
これまでシートポストを可能な限り(マーカーのあるところまで)長くして乗っていましたが、それでも長さが足りず、ペダリング下死点でも膝がかなり曲がった状態になってしまっていました。
この状態で力を入れて漕ぐと、膝に負担が掛かり、膝のお皿の裏側が痛くなってしまいます。たいていはすぐに痛みは取れるのですが、4年ほど前、力を入れすぎて膝を痛めてしまったことがありました。
そこで、長めのシートポストを購入し、交換することにしました。下の写真が交換前と交換後です。スパナがあれば、交換は非常に簡単です。今までのものは黒塗装された鉄製でかなり錆びてしまっていましたが、新しいものはステンレス製ですので錆びることもなさそうです。
- 【購入品】GRK シートポスト Φ25.4mm、全長 300mm (ステンレス製) : 約500円 → 安っ (モノタロウで購入)
乗ってみた感想ですが、非常に快適で、特に坂道は楽に登れるようになりました。欲を言えばもう3㎝くらい長くしたかったですが、最大限伸ばしているので、これ以上高くなりません。ただ、これ以上高くすると、停車時にクロスバイクと同じようにサドルからお尻を落とす必要があるので、ちょうどよかったかもしれません。
またモノタロウには、ママチャリ用は300mmより長いものはありませんでした。別のネット通販(Yahooや楽天)では350mmも販売しているようです。
前タイヤ交換
続いて前輪のタイヤ、チューブ、リムテープを交換しました。購入後、一度も交換したことがなく、タイヤはひび割れが発生していました。
タイヤ・チューブ・リムテープもモノタロウでセット品を購入しました。
- 【購入品】 タイヤチューブ セット サイズ 26×1・3/8、ETRTO規格 37-590、タイプ W/O、1セット : 約1,300円 → 安っ
タイヤはこんな状態のまま宅配便で届きます。1セットということで、タイヤ1輪分だと思っていたのですが、前後輪の2輪分入っていました。これで1,300円とは、650円でタイヤ、チューブ、リムテープが揃うのですから、相当、お買い得です。
自転車をひっくり返して、タイヤをホイールごと外しました。後輪とは違い、前輪は簡単に外すことができます。
写真は、新品のタイヤ、チューブ(タイヤの中に入っているので見えません)、リムテープです。リムテープが初めてみる派手派手な黄色で驚きました(普通は黒が多いと思います)。このリムテープは、相当引っ張らないとホイールに収まらないため、切れないか心配しながら作業しましたが、無事収まりました。
以上で今回のママチャリの改造は終了です。
次回の交換部品
次回は、前輪ハブのベアリングを交換する予定です。と言うのも、ホイールを外したときにハブ軸を手で保持してタイヤを回してみたのですが、ある程度力を入れないと回りませんでした。完全にグリス切れしているようですし、ベアリングもかなりへたっているかもしれません。 (ただ、クロスバイクで脚が鍛えられたのか、以前は大変だった通勤途中の坂も、ほとんど苦もなく上れるようになったので、そのままにしておくかもしれません。負荷が掛かるので、脚も鍛えられますし。)
まとめ
20年前に購入したママチャリですが、ハンドル、前後輪タイヤ・チューブ、シートポスト、ダイナモライトをそれぞれ交換し、荷台をはずすなどの軽量化を図り、かなり快適に乗れるようになりました。
思い出の詰まった大切な自転車ですので、これからもメンテナンスしながら、ずっと大切に乗って行こうと思います。