チェーンとスプロケットの交換
本日は、チェーンとスプロケットの交換のお話です。
チェーンの延び
先日、左ペダルの異音について記事を書きましたが、その際に整備士さんが点検（会員無料）をしてくださいました。 happycycling.hatenablog.com
点検の結果ですが、チェーンが1％以上延びているので、早いうちの交換をお勧めしますとのことです。 その日(10/21)は時間があったので、その場でチェーンを交換していただきました。 交換していただいたチェーンの型番は、CN-HG71（SHIMANO）です。
チェーンの交換手順
また、せっかくなので、チェーン交換手順をみせていただきました。
- チェーンの伸びチェックは、チェーンチェッカーを使う。ものさしに突起がついていて、0.5%, 0.75%、1％のチェックが可能。
- チェーンの交換は、チェーンカッターを使う。チェーンのピンを抜くことで、チェーンを切る（切るというよりもはずすという表現が妥当かも）ことができる。
- チェーンの長さ調整は、今までのチェーンと比較し（古いチェーンと新しいチェーンを横に並べる）、必要ないコマをとる。
- 接続用のピンは、新品チェーンのパッケージに同梱されているので、必ずそれを使う。
- ピンを差し込んだら、ピンの半分をポキッと折る。
- 差し込んだ（連結した）箇所は、動きが硬いので、手でくいくいと回転させ、動きをスムーズにする。
手慣れた手つきで作業いただき、10分もかからず完了しました。 それほど難しくなさそうなので、次回からはチェーンとチェーンカッターを購入して、自分で挑戦してみようと思います。
スプロケットの摩耗かチェーンリングの摩耗かをどう判断するか？
チェーン交換後、「チェーンが伸びていると、スプロケット（後ろギア）とチェーンリング（前ギア）がその長さに合わせて摩耗し、チェーンの歯飛びが発生する場合があります。見た限りでは状態はそれほど悪くありませんが、もしチェーンが飛ぶようでしたらご連絡ください」と説明を受けました。
「大丈夫だといいなぁ」と思いながら、自宅までの帰り道（約4km）を走ります。最初は快調だったのですが、しばらくすると、ガシャッとチェーンが滑ったような音が不定期に発生し出しました。
その日は遅かったので、翌日、整備士さんに電話で相談すると、「前か後かのどちらかを判断するには、前のギアをチェンジした際に、特定のギアだけチェーンのギア抜け（歯飛び）が発生する場合には前のギアですので、少し乗って調べてみてください」とアドバイスをいただきました。そのまた翌日（本日）、前固定で後ろだけチェンジすると、６段で頻繁に歯飛びが発生し（それ以外には５、７段も６段ほどではないが歯飛びする）、２段・３段あたりは全く歯飛びが発生しないことがわかりました。
スプロケットの交換
整備士さんに結果を報告し、交換ができるか聞いてみたところ、ちょうどミストラル用のスプロケの在庫（型番：CS-HG31 8SP(SIMANO)）があるとのことだったので、早速交換をしていただきました。
このときも交換手順を見せていただきました。
- 後ろタイヤを外す（クイックリリースなのであっという間）
- スプロケットが回らないように押さえておく工具（チェーンがついていて回らないように固定する）で固定する。
- スプロケットに軸部に差し込んで、モンキーレンチで回せるようにする工具を差し込む。
- モンキーレンチで回す→スプロケットとれる。
- スプロケットをはめて同じようにモンキーレンチで閉める（閉めるときはチェーンがついている固定工具は使わないでよい）
- タイヤを付ける
手慣れた手つきでものの5分もかからずに終了しました。 こちらも道具さえあればできそうなので、次回は自分でチャレンジしたいと思います。
また、新品のチェーンについている油はわずかなので、注油をしたほうがいいとアドバイスをいただきました。
交換費用
ここで交換費用を書くのも憚れるので正確な金額は記載しませんが、会員は3割引きでやってもらえますし、会員外でもそれほど高くはありません。 チェーン交換が1,100円強、スプロケット交換が600円強（いずれも3割引後）といったところでした。
まとめ
購入後約半年でチェーン、スプロケットも交換となりました。整備士さんの話では、「高校生みたいに重いギアで踏み込むとすぐに延びますよ」と言っていましたが、私もヒルクライムばかりしているので、比較的延びやすいのかもしれません。
いずれにしてもこれで快適に乗れるようになりましたので、整備士さんには感謝感謝です。
明日も天気がいいようですので、のんびりポタリングするか、ヒルクライムするか、いずれにしてもサイクリングを楽しみたいと思います。
